川崎で墓石を購入する際のポイント
最近の石材の生産事情について
お墓は家族が一堂に会して、ご先祖様を供養する大切な場所ですから、できる限り出向いて献花やお掃除は常に行き届いた状況にしたいものです。
さて、お墓も経年とともに墓石の老朽化が目立つようになりますので、川崎でも建て替えやリフォームを検討する方が増えています。
しかしながら、墓石は頻繁に購入するものでもありませんから、石材についてあまり知識がないのも事実です。
最近では、品質の高い国内産の石材が手に入りにくくなっており、8割が外国産だと言われています。
もちろん、外国産の石材も品質は向上していますが、国内産としながら外国産の石材を販売する業者も存在しています。
このような業者に付け込まれないためにも、墓石や石材について、知識を持っておくことはとても大切な事です。
墓石に使用される石材の特徴
お墓に使用する石材として最も有名なものは御影石です。
国内での生産量が落ち込んでいるため、中国やインドから輸入されることが多くなりましたが、非常に硬くて吸水率が低いことから、苔が付着しにくくひび割れにも強いため、墓石には適しています。
一般的に、国内産のものはキメが細かく光沢が出やすいとされています。
最近、安価で販売されているのが、中国産の新八光、また、茨城県の稲田みかげの小目に似ているのが、同じく中国産の新小目になります。
さらに、インドのニューインペリアルレッドは、吸水率が低く非常に良質で、赤い石材として人気があります。
川崎では、このほかにも様々な石材が出回っていますが、墓石を選ぶ際には、まず国内産の御影石を基準として、外国産のものを選ぶのか、別の石材にするのかを決めると非常にわかりやすいでしょう。
お墓に使用する石材の証明書とは
墓石に適した石材とは、硬くて吸水率が低いものとされています。
お墓は1年中、太陽の光や雨、風にさらされていますから、耐久性に優れていることが絶対条件になります。
また、石は水を吸収する性質を持っていますが、吸水率が高いとひび割れの原因になったり、酸化して錆が出ることもあるのです。
こういった条件を満たした石材は、川崎でも高価にならざるを得ませんが、最近では石材を加工する技術も発達しており、素人目には国内産と外国産を見分けることは不可能と言っても過言ではありません。
そこで、覚えておきたいのが「石材地証明書」「品質保証書」です。
これらは、産地偽装を防止するために、石材地証明書は日本石材産業協会が、品質保証書は全優石が発行していますので、これらが示されれば安心してお墓に使用することができるのです。